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朝日スポーツキッズ 2023年4月の話題
全日本・関東学柏市予選
豊上ジュニアーズⅤ4
第43回全日本、第46回関東学童軟式野球大会柏市予選は3月12日、同市の柏ビレッジで決勝があり、豊上ジュニアーズが高柳サンダースを10―0(四回コールド)で破り、4大会連続7度目の優勝を果たした。豊上と高柳は全日本学童県予選に、3位の光ケ丘シャークスは関東学童県大会に出場する。
⚾…豊上が12安打10得点で四回コールド勝ち。4大会連続5度目の全国大会出場へ向け、好発進した。
初回に矢島櫂の2点本塁打で先制した豊上は、二回には2死からチャンスをつくり、髙根史葉の三塁打で2点を追加。三、四回にも好機にタイムリーが出て3点ずつを挙げた。
投げては丸山凌生が4回無失点。制球がよく、45球で高柳打線を封じた。「先頭打者をフォアボールで出すと高確率で失点するので初球ストライクを心がけました」。投球と同様、受け答えも冷静だ。
2016年に全国大会初出場を果たした豊上は、新型コロナによる中止を挟んで19年、21年と2大会連続で3位。昨年はベスト8に進んだ。いまや目標にされるチームとなっている。髙根主将は「勝たなきゃいけないというプレッシャーはあります」と明かし、こう続けた。「チーム一丸となって精一杯戦い、全国大会をめざします」
長く豊上の代表チームを率いてきた高野範哉監督に代わり、今年度から指揮を執る原口守監督は「ホッとしています」と表情をゆるめ、「先輩たちに負けないように県大会では暴れてきたい」と力を込めた。
▽決勝
豊上ジュニアーズ | 2-2-3-3 | 10 |
---|---|---|
高柳サンダース | 0-0-0-0 | 0 |