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県中学駅伝
流山・常盤松 初V
男子第74回、女子第38回千葉県中学校駅伝大会(朝日新聞千葉総局など後援)が11月4日、柏市の柏の葉公園総合競技場を発着するコースであった。男子(6区間18・54㌔)は流山・常盤松、女子(5区間12・49㌔)は市原・有秋がいずれも初優勝を果たした。両校は全国大会(12月17日、滋賀県)の出場権を獲得。男女の上位5校は12月3日に今大会と同じコースで開かれる関東大会に出場する。
男子は東葛勢のレベルが高く、上位を独占した。
エース区間の1区(3・14㌔)は大混戦。常盤松は木村洸太(3年)がトップと9秒差の8位でたすきをつないだ。2区の小倉晃明(2年)が区間賞の走りで3位に浮上。3区の山本結仁(2年)が一人かわして1区から先頭を走る我孫子に1秒差と迫った。
レースが大きく動いたのは4区。常盤松の上杉創亮(2年)が我孫子を抜いてトップに立ち、2位に順位を上げた松戸・古ケ崎以下に32秒の大差をつけた。5区の小島颯介(2年)、最終6区の山上永悟(3年)も堅実に走り、初の頂点に立った。
上杉は「東葛駅伝で3位に終わった悔しさが、県大会は頑張ろうという力になりました」と話す。全国大会へ向け「優勝と、個人としては区間賞が目標。勝ちを決める走りをしたい」と意気込む。
常盤松は昨年、柏・酒井根から10秒遅れの2位。その酒井根が全国制覇を果たした。柗冨夏樹監督は「このオーダーを組んで、このレースプランでいきたいという狙い通りの結果。全国大会での県勢連覇をめざしたい」と力を込めた。
女子は有秋が2区から3区間連続で区間賞の快走をみせ、圧勝した。東葛勢では柏二が4位に入り、関東大会の切符を手にした。1区(3・14㌔)で野口柚來(3年)が区間賞を獲得し、流れをつかんだ。3連覇をめざした松戸・常盤平は7位だった。
■男子入賞校
①流山・常盤松 56分44秒
②我孫子・久寺家 57分13秒
③松戸六 57分26秒
④我孫子 57分27秒
⑤野田南部 57分30秒
⑥流山南部 57分40秒
⑦松戸・古ケ崎 57分52秒
⑧松戸・常盤平 57分52秒
■女子入賞校
①市原・有秋 42分59秒
②香取・小見川 43分37秒
③富津 43分41秒
④柏二 43分42秒
⑤いすみ・岬 43分56秒
⑥我孫子・久寺家 44分09秒
⑦松戸・常盤平 44分31秒
⑧我孫子・湖北台 44分37秒