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柏レディース初優勝
攻守に冴え松戸を下す

　第3回流山招待女子サッカー大会(流山市少年サッカー連盟主催)の決勝が12月16日、市内スポーツフィールドであり柏レディースFCが松戸ガールズを4―0で下し、初優勝した。
　大会は流山市、柏市、松戸市、浦安市から6チームが参加。2リーグに分かれ各1位が決勝に進出し、優勝を争った。
　決勝は、ともに全勝で勝ち上がった柏レディースと松戸ガールズとの対決となった。柏は前半開始から猛攻を仕掛けるもなかなかゴールを割れない時間が続く。前半16分、柏の増田果恋が試合を動かした。相手ディフェンダーを抜き去り、ゴール右上に先制シュートを決めた。前半終了間際にも増田が相手ボックス内に侵入し、技ありの柔らかいキックで追加点を決めた。後半も柏は巧みなビルドアップとピッチを大きく使い試合を優位に進め、黒澤七葉、金山珠凛のゴールで2点を追加。松戸も後半奮闘するも反撃ならず。柏が4―0の完封で初優勝を飾った。
　試合後、柏レディースFC五十嵐正広監督は「昨年、松戸勢にPK決着の末、優勝を逃がし悔しい思いをしたので、リベンジを果たせてうれしい」と話した。決勝で2得点したキャプテンの増田さんは来年からジェフユナイテッド市原・千葉レディースU―15に入団が決まっている。「今日はみんなと協力してとれた優勝なので、めちゃくちゃうれしい。来年から強い人がたくさんいるジェフでついて行けるか心配ですが、頑張って活躍できるようになりたいです」と新しいステージへ意気込んだ。