トップページ > トップニュース
トップニュースNews
朝日スポーツキッズ 2024年4月の話題
野球 全日本学童柏市予選
豊上ジュニアーズV5
第44回全日本学童軟式野球大会柏市予選(柏オークライオンズクラブ旗)は3月20日、同市の柏ビレッジで決勝があり、豊上ジュニアーズAがタイブレークの末、5―4で高柳サンダースを破り、5大会連続8度目の優勝を果たした。豊上は全国大会県予選に出場する。3位は酒井根東グリーンズだった。
豊上が競り勝った。タイブレーク(1死満塁から開始)の延長七回、押し出し四球で同点。続く神林駿采がフルカウントからの6球目をレフト前に痛打し、サヨナラ勝ちした。
豊上は一回、岡田悠充の二塁打を足がかりに相手内野の送球ミスと石井岳のタイムリーで2点を先制。三回にも岡田の内野安打からチャンスをつくり、神林のタイムリーで加点した。
豊上ベンチは、五回2死まで無安打に抑えていた桐原慶から加藤朝陽にスイッチ。この継投策が裏目に出た。失策と安打で出塁を許して桐原をマウンドに戻したが、連続タイムリーを浴びて同点とされた。
「コースが甘くなってしまった」。桐原はそう言って悔やんだが、5回9奪三振の力投で最優秀選手賞を受賞した。加藤も六回以降は本領を発揮。七回を犠飛による1点に抑え、その裏の逆転劇につなげた。
豊上は夏の全国大会で2度、銅メダルを獲得した強豪。昨年は県予選の2回戦で敗退した。悔しさを糧に一丸となって2年ぶりの全国大会出場をめざす。
▽決勝
高柳サンダース | 0-0-0-0-3-0-1 | 4 |
---|---|---|
豊上ジュニア―ズ | 2-0-1-0-0-0-2X | 5 |
(延長七回タイブレーク)