柏レイソル「われら太陽王」
柏レイソル「われら太陽王」

第4位の太陽王 ACLプレーオフ進出!
昨年12月6日(土)に行われる予定だった、最終節「アルビレックス新潟」戦が大雪のため順延となり12月8日(月)、会場をカシマスタジアムに移し行われ、2-0で有終の美を飾った柏レイソル。ネルシーニョ前監督は「とにかく勝ちたいという気持ちで試合に臨みました。最後の最後でわれわれが必要としていた(2点目)得点を取ることができた」と最後の指揮を振り返った。
終盤、7連勝と常勝軍団の意地を見せたイレソルは、17勝8敗9分、勝ち点60で第4位に浮上。Jリーグ王者のガンバ大阪が天皇杯に優勝したことでACLプレーオフの出場権を繰り上げで獲得。ネルシニョ前監督から最高の置き土産になった。
ACLプレーオフは、2月17日(火)、チョンブリFC(タイ)とキッチー(香港)の勝者と対戦し、勝利すれば東アジアグループEに入り、2013年以来、2年ぶり3度目の挑戦で、アジア王者を目指す。

レイソルを知り尽くした吉田達磨氏監督に就任
ル吉田達磨新監督の就任記者会見が日立柏サッカー場で行われた。報道陣を前に「1カ月後に、笛を持ってジャージを着て、選手と練習することが、モチベーションです。彼らと早くボールを蹴りたい」と意欲満々の第一声。
13歳で柏レイソルの前身、日立製作所サッカー部のユースに所属し、プロサッカー選手としてレイソル、京都、山形などでプレーした吉田新監督。2003年から柏レイソル育成組織の指導を担当、工藤壮人、酒井宏樹選手などを育てた。13年からは、ダイレクターとしてチームに携わった経験から「このチームで何をすべきかを知っている」と力強く語った。レイソルを知り尽くした吉田新監督の「新生太陽王」の活躍に期待が膨らむ。