サッカーの2019年2月の話題
松戸市長杯サッカー大会
常盤平少年SC市内大会完全制覇
第38回松戸市長杯争奪少年サッカートーナメント大会6年生の部は2月17日、松戸運動公園陸上競技場で決勝があり常盤平少年SCが、まつひだいSC(A)を延長戦の末、2ー1で下し市内21チームの頂点に立った。 常盤平は6年生最後となるこの大会を連覇で有終の美を飾り、市内大会完全制覇を達成した。3位はつくしSCとなった。常盤平は併せて開催された5年生の部、4年生の部でも優勝し3学年トリプル優勝を果たした。
決勝は、常盤平が前半からショートカウンターで再三チャンスをつくるも、まつひだいの守備に阻まれゴールをなかなか破れない。しかし、前半終了前にセットプレーでチャンスをものにする。
常盤平FW出口英樹君のコーナーキックにFW柴田夏芽君が足で合わせ先制し、試合を折り返す。まつひだいは後半立ち上がりから積極的にボールを回しリズムをつくると、ゴール前に抜け出した吉田碧人君が果敢にシュート、
これを常盤平DFがブロックするも、詰めていた荒木晴矢君がこぼれ球に反応し、同点に追いついた。試合はこのまま得点が動かず、延長戦に突入し我慢比べが続いた。
すでに延長後半アディショナルタイムも残りわずかとなり、いつ笛が吹かれてもおかしくない中、誰もがPK戦決着必至と予想していた。常盤平は最後の最後でCKを獲得し、ラストチャンスを手にした。
「味方を信じて蹴った」という出口君。そのボールを柴田君が相手DFの必死の寄せにも動ぜず、劇的なダイレクトボレーをたたきこむ。この決勝弾にスタンドは歓喜と悲鳴に包まれた。
柴田君は「いいボールが来たので決めることができた」と再び先制点と同じコンビで生み出した2アシスト、2ゴールを喜んだ。
常盤平少年SCの石川悠監督は「先制してもこのまま終わらないとは思っていたが、子どもたちに感謝したい」と選手をたたえた。
主将の市毛龍之介君は「チームの雰囲気も良く、いけると思っていた。最後の試合でも優勝できてうれしい」とチームメートに囲まれる中、元気一杯に話してくれた。
▽決勝
常盤平少年SC 2-1 まつひだいSC(A)
前半1-0
後半0-1
延長
前半0-0
後半1-0
松葉でサッカー交歓
松葉ミニサッカー交歓大会近隣市町154チームが参加
松葉ミニサッカー交歓大会が1月20日、柏市立松葉中学校、松葉第一小学校、松葉第二小学校の3会場で行われ、サッカーキッズたちは練習の成果を存分に発揮し、元気にボールを追いかけた。
大会は、小学1~6年までが各学年に分かれ柏市内と近隣市町計154チームが参加し、それぞれブロックに分かれて熱戦を展開し、ブロックごとに順位を決めた。
勝ち負けよりも各選手の技術や才能を発揮させ、チーム全員出場で交歓。多くの保護者も観戦に訪れ、大きな声で選手たちに声援を送った。
各ブロックの1位は次のとおり。
▽1年生
(A)松葉C(B)白井(C)柏LFC(D)ペガサスA(E)ペガサスB(F)流山隼A(G)つくし野B
▽2年生
(A)流山隼A(B)松葉A(C)アミスターC(D)アクティブ(E)流山隼B(F)スリーオークスB(G)花野井(H)中原A
▽3年生
(A)ペガサスA(B)アミスターA(C)キッカーズA(D)アミスターC(E)中原A(F)ペガサスB(G)白井(H)柏LFCⒾレクトB
▽4年生
(A)松葉A(B)ペガサス(C)グリーンズ(D)アミスターB
▽5年生
(A)光ヶ丘A(B)西原(C)ペガサスA(D)矢切A(E)キッカーズB(F)松葉B
▽6年生
(A)松葉(B)グリーンズ
ACFAレディースミニサッカー
vividが女王に
「第5回ACFA(我孫子市サッカー協会)レディース大会」(ACFA女子委員会主管)が1月27日、我孫子市民体育館であった。
同市内を始め、柏、流山、印西、松戸、成田の隣接各市から12チームが集まった。決勝は我孫子市勢同士の対戦となり、vividが1―0でAZALEA・FCを破って優勝した。
30歳以上の女性による5人制ミニサッカー。12チームが3チームずつ4ブロックに分かれた予選リーグ、成績に応じた順位別トーナメントで優勝を争った。
1位トーナメントには両チームのほか、柏市の柏レイソルTOR、Kina・co・unitedが進出した。2―0でレイソルを破ったvivid、1―1からPK2―1でKina・coに辛勝したAZALEAが決勝に進んだ。
決勝は両者がスピーディーなパス回しの応酬で互角の試合運びとなった。一進一退の激戦となったが、後半、vividが貴重な決勝ゴールを決めて決着をつけた。
大会はASA(朝日新聞販売所)湖北・松戸東部などが後援、明治安田生命が協賛した。ACFA女子委員会の村上寿恵委員長は「皆さんの協力で5回目を迎えられた。
これからも同世代の女性が交流しながらサッカーを楽しむ場として、続けていきたい」と話した。