サッカーの2019年5月の話題
県スポ少交流松戸市予選
昨年の県大会チャンピオン
常盤平少年SC連覇
第38回千葉県スポーツ少年団サッカー交流大会松戸市予選は5月6日、同市の主水サッカー場で決勝があり、常盤平少年SC(A)がラビットキッカーズ(A)を2-0で破り、2年連続優勝を果たした。常盤平は昨年度のチームが県大会で優勝しており、連覇に挑む。
▽決勝
常盤平2-0ラビット
20分ハーフの開始2分に常盤平がセットプレーで先制した。右コーナーキックを左サイドにポジションを取っていた三野誠広君がうまく足元に収め、ニアサイドに蹴り込んだ。
追加点は同12分。右サイドの木場海斗君のクロスを左サイドの小暮涼馬君がコントロールし、相手ディフェンダーをかわして左足のシュートをゴールネットに突き刺した。
常盤平の2点リードで折り返し。指揮を執った後藤宏行コーチは「早い時間に点を取ることができた。ただ、2-0というのが一番危ないスコア。1点取れば勝負が決まるし、1点取られたら相手に流れがいってしまう」。点を取りにいくのか、それとも守りを固めるのか。選手たちと話し合い、3点目を狙いにいくことを決めたという。
後半は不利な風下だったが、失点のリスクを恐れずに攻めまくった。ラビットキッカーズも気持ちの入ったプレーで応戦し、見ごたえたっぷりだった。
連覇がかかる県大会へ向けて、後藤コーチは「松戸市代表として恥ずかしくないよう精いっぱい戦ってきたい」、主将の池田尚央君は「優勝を目指して頑張りたい。今日の試合のように相手より先にボールにさわる意識が大事だと思う」と力を込めた。
大会には16チームが参加し、トーナメントで1枚の切符を争った。
豆っこリーグ
憧れの芝のピッチで豆っこリーグ
ペガサスJFCが優勝
野田市、我孫子市、流山市の少年サッカーチームから3年生各代表3チームずつによる「2019柏レイソル豆っこリーグ」(柏レイソル主催)が3月31日、柏レイソル人工芝グラウンドで行われ、ペガサスJFC(流山市)が優勝した。
1位リーグは、予選リーグを1位で勝ち上がったフォルテ野田と、ペガサス、流山翼レアルの3チームが激突。フォルテに3―3で引き分けたペガサスが流山翼に4―0で大勝し、勝点4で栄冠を手にした。フォルテに4―2で勝利した流山翼が2位になった。
優勝したペガサスJFCのFW濱川悠くんは最多得点で優秀選手にも選ばれた。「点をいっぱい決められたのは僕にボールをまわしてくれたみんなのおかげです。レイソルコートでの大会は最高でした」と大喜び。優勝チームには、今季レイソルからPECズヴォレ(オランダ)に移籍した中山雄太選手のスパイクが贈られ、思わぬサプライズに選手たちは大喜びだった。
柏レイソルの主将も務めたことのある元Jリーガーで、この大会を主管するレイソルアカデミーダイレクター兼スカウトの渡辺毅さんは、「上手になるには自分が楽しんでやることが重要。トップチームの練習も間近に見られる同じ環境でサッカーを楽しんでもらい、レイソルをもっと身近に感じてもらいたい」と選手たちを激励した。
▽参加チーム=フォルテ野田SC、梅郷SC、清水台FC、高野山SSS、湖北台クラブ、三小キッカーズ、流山翼少年SCバルサ・レアル、ペガサスJFC