サッカーの2019年11月の話題
我孫子市長杯争奪大会
湖北台が接戦制し優勝
小学6年生の11人制サッカー「第31回我孫子市長杯争奪大会」(我孫子市サッカー協会主催)の最終日が11月4日、同市の川村学園女子大学グラウンドであった。決勝で湖北台クラブが1―0で翼SCを破って優勝した。3位決定戦では三小キッカーズが4―0でつくし野SCを下した。
湖北台1-0翼
相次ぐ台風で日程変更が続いたが、最終日は青空が広がる秋晴れに恵まれた。決勝はキックオフ直後から両者一進一退の攻防が続き、見応えある内容となった。
翼の田所央翔(ひろと)、川名雄大選手らが敵陣にボールを持ち込むと、湖北台の阿久津大輝、村田幸基選手らDFが跳ね返す。湖北台の佐藤開斗(かいと)、松下成(じょう)選手らが攻め込むと、翼DF湊響星(きょうせい)選手らが阻む。両者互角の展開で前半を終了した。
後半も緊迫した展開が続いたが、16分に均衡が破れた。「この試合で点を決めようと思っていた。ここで打つしかない」と湖北台の松下選手。ゴール前の混戦から右足を振り抜いたシュートが先取点。松下選手にだれかれなしに抱きついて祝福した。結果的にこのゴールが決勝点に。
準決勝の三小戦で右足をけがし、ベンチで見守った新井太陽主将は「一人ひとりがしっかりプレスしていたし、気合も入っていた」と勝因を分析した。
小川武監督は「主将ら主力がけがで欠場する中で総力戦だった。県U―12とか、習志野招待とかレベルの高い試合経験が生きた」と話していた。
白井市スポーツ少年団秋季大会サッカー
白井FC(A)大量点でV
白井市スポーツ少年団秋季大会(サッカー6年生以下8人制)は11月3日、白井運動公園陸上競技場であり、白井FC(A)が優勝した。4チームで行われたリーグ戦は2勝1敗で3チームが並ぶ結果となり最終対戦で11得点の猛攻をかけ得失点差12点で他を引き離した白井FC(A)が優勝を奪いとった形となった。
最終対戦は白井FC(A)と桜台FC。白井FC(A)は7得失点差で勝てば優勝が決まるこの試合でラストスパートをかけ前半5点、後半には6得点を追加し11―1の大差で勝利し、優勝を手にした。中でも主将の島村聡太君と田口敦啓君のコンビネーションが冴え、共にハットトリックを達成、2人で6点をたたき出した。大活躍の田口君は「特にアシストで成果をはっきり出せました」と喜び、主将の島村君は「どんどん点数を取ることを考えてプレーしました」と積極的な攻撃を振り返った。「球際は強く、最後まで走り切るサッカーができた。これからも自分で判断できるサッカーをしてほしい」とコーチは子どもたちの成長に期待した。
参加したすべての選手たちは、県大会の決勝が行われることもある緑のピッチで、思う存分プレーを楽しんだ。