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サッカーの2020年2月号の話題

サッカー柏市民体育大会

高柳FC、耐えて守って6年V
風早レクト5学年制す

  小学1年から6年まで、全学年が学年毎に分かれて頂点を目指す柏市民体育大会の少年サッカーは昨秋から始まり、6年生部門の準決勝、決勝が2月11日、逆井運動場で行われた。
 高柳FC柏対風早レクトの準決勝戦は0︱0のままPK戦となり、高柳が6︱5で勝利。1年から6年までの全学年優勝を目指したレクトはここで敗退した。中原SC対柏SSSも1︱1でPK戦となり5︱4で中原が決勝に名乗りを上げた。
 高柳と中原の決勝は、終始中原がボールを支配し押し気味に進めるが、高柳のGKタフラン太詞君が再三ファインプレーでゴールを死守。両チーム共に無得点で5分ハーフの延長戦に突入した。攻める中原に対しGKを中心に守る高柳の展開は変わらず、0︱0でまたしてもPK戦となった。
 PK戦は両チーム共に1人目をキーパーが抑え、4人終了時に2︱2の同点。ベンチも応援団も息詰まる展開になった5人目。高柳がゴールを決めた後、中原の5人目を見事、太詞君が止めて3︱2で勝利した。
 試合後、高柳の及川信幸監督は「準決勝、決勝共に攻撃力では落ちるので、耐えて守った事が勝因、PK戦になれば勝てる気もしましたが、どちらに転ぶか分からないPK戦で全部勝てたのは精神力が強くなった証だと思います。GKが要の役割を果たして支えてくれました」と苦しい戦いを振り返った。キャプテンの宮下陽翔君は「自分はPKを失敗しましたが、0失点で優勝出来て本当に嬉しい、すごいことだと思います」と話した。最優秀選手に選ばれたGKタフラン太詞君は「冷静になってボールを見て止めることができました」とにこやかに応えた。
 なお、1年から5年までの部門は風早レクトが優勝した。




松葉ミニサッカー交歓大会

近隣市町142チームが参加
元気いっぱいゴール狙う

 30回目を迎えた柏市の松葉ミニサッカー交歓大会が1月19日、柏市立松葉中、松葉第一小、松葉第二小の3会場で行われ、近隣市町142チーム約800人のサッカーキッズたちが集結し、サッカーを通して交流を深めた。
 小学1年から6年までが各学年、各ブロックに分かれ熱戦を展開。総合優勝などは決めず、ブロックごとに順位を決めた。勝ち負けよりも日頃の練習の成果を発揮し、元気いっぱいボールを追いかけた。会場には多くの保護者も観戦に訪れ、選手たちに声援を送った。
 流山隼SC小学1年生チームの出原弘毅コーチは「日頃は市外のチームと試合をする事が少なくよい機会なので、とにかく楽しんで欲しい」とにっこり。西田泰翔君は「今日は3点取れました。これからもサッカー頑張ります」と意欲満々だ。柏の葉FC小学2年生チームの小澤和樹コーチは「公式戦ではないので、普段の練習と同じプレーができて良かった」。早野壮祐君は「3点入れましたが、まだまだ頑張らなければいけないです」と冷静に分析。
 松葉SCの磯山正巳コーチは「負けて悔しさを知り、また頑張ろうという気持ちが出ることも大切だと思います」と話した。




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