サッカーの2020年11月号の話題
我孫子交流サッカー大会
隼SC PK戦制す
第41回我孫子市少年交流サッカー大会(我孫子市サッカー協会主催、我孫子ライオンズクラブなど後援)の決勝トーナメントが9月13日、同市五本松運動広場であった。我孫子隼SC対三小キッカーズの決勝は2―2で延長戦でも決着がつかず、PK戦の末、隼SCが優勝した。
例年、市外の招待チームも参加する交流大会だが、コロナ禍の影響もあり、今回は市内11チームによるトーナメントで争った。
決勝で2ゴールを挙げ、PK戦でもしっかりゴールを決めた隼SCのMF柿沼伶音君のプレーが際立った。前半、PA内にドリブルで侵入し先制弾を放つと、延長戦でも相手DFに囲まれながらもうまく抜け、2点目を蹴り込んだ。PK戦でも、冷静にゴールを決めた。柿沼君は「予定していた大会が無くなって最悪の気分だったので優勝できてうれしい。もっとゴールを目指します」と喜びいっぱいに話してくれた。隼SC岡部周太監督は「6月末からやっと練習を再開。練習不足は否めなく内容的には相手に負けていたかもしれないが、結果が出て良かった」と今年度初大会での優勝に合格点を出した。三位は、AF Unitedだった。
▷決勝
我孫子隼SC 2-2 三小キッカーズ
PK 2-0
柏・秋季ミニサッカー大会
低学年53チームが熱戦
柏市民少年秋季ミニサッカー大会が9月13日、逆井運動場で行われ、小学1年から3年までの市内53チームが参加した。勝ち負けよりも日頃の練習の成果を確認することを目的に毎年2回行われるミニサッカー大会だが、今年は1回。1年生にとっては初の市内大会だった。総合順位は決めず、学年ごとに戦い、ブロックごとに順位を決めた。
当日は会場いっぱい熱戦を展開。元気よくボールを追う選手、大きな拍手を送る保護者の楽しむ姿が運動場に帰ってきた。
大会事務局の中山隆夫さんは「開催するかどうか、延期を含めて色々な意見がありましたが、今日は子どもたちが楽しんでいました。応援に来ている親御さんもそれ以上に楽しんでいました」と目を細めた。まちさかFCで活躍した上原唯慎君は「コロナウイルスの関係で練習ができない時は悲しかった。今日は得点も取れたし、楽しかった」と話した。松葉SC真壁徹君は「2月から試合をしていないので、今日はとても楽しかった」とにっこり。応援に駆け付けた母親の早織さんも「子どもの生き生きと楽しんでいる姿が見られたので良かったです」と嬉しそうに話した。