サッカーの2024年1月の話題
東葛地区少年サッカー大会
東葛6年生の部
レイソルTOR4連覇
東葛地区少年サッカー大会は12月24日、柏市の日立柏総合グラウンドで6年生の部(11人制、前後半各20分)の決勝があり、柏レイソルA.A.TOR '82がカナリーニョFC(柏)を4―0で破り、4連覇を達成した。TORは3年生の部と4年生の部も制覇。5年生の部は常盤平SC(松戸)が優勝した。
▽決勝 柏レイソルA.A.TOR '82 4-0 カナリーニョFC(柏)
⚽…TORの「堅守」が際立っていた。予選リーグと決勝トーナメントの計8試合で失点0。関東ナショナルトレセンのメンバーに選ばれたGK児玉晴紀、センターバックの濱上健吾らを軸とした「いい守り」から「いい攻撃」につなげて得点し、頂点に立った。
TORは4―4―2のフォーメーション。2トップの右サイドに入ったFW宮山永大が、前半19分の先制ゴールを含む3得点の活躍で勝利に貢献した。「準決勝は得点できず役目を果たせなかったので、ハットトリックはうれしい」。献身的な守備も光った。
指揮を執った小鹿将宏コーチ(U―12監督)は「前半、押し込みながらゴールが遠かったが、1点目が入ってムードが変わった」と話し、「この年代は3、4年生の2年間、コロナ禍で公式戦がなかった。6年生になって、ようやく結果を出せるようになった」とタイトル獲得を喜んだ。
6年生の部には51チームが参加。12組に分かれて予選リーグが行われ、各組上位2チームが決勝トーナメントに進出した。3位は柏エフォートFCと清水台FC(野田)だった。
我孫子市サッカー協会長杯
湖北台Aが同門対決制す
第30回我孫子市サッカー協会長杯の決勝が12月17日、利根川ゆうゆう公園であった。湖北台クラブの同門対決となり、湖北台Aが2―1で同Bを下し、優勝した。3位は、FCアミスターAを1―0で破った高野山SSSだった。
同大会は5年生以下、8人制で行われた。
準決勝を予選全勝で勝ち上がったアミスターAを4―0で下した湖北台A。こちらも全勝で予選突破した高野山を1―0で破り、決勝にコマを進めた同B。互いに予選は1敗を喫したものの、同一チームが決勝で対戦。試合は開始早々、湖北台Aの細田陽斗が先制すると、4分後にも細田が追加点を挙げた。後半、風を味方につけた同Bは猛攻を仕掛ける。9分にBの石井大都がゴールを決めた。試合終了間際のBのCKでパワープレーを見せるもAの守備を崩せなかった。そのまま逃げ切ったAが我孫子5年生以下の頂点に立った。
試合後、湖北台クラブAの深山優臣コーチは「相手の攻撃に耐える展開に持ち込めたことが勝因です。Bチームも攻守ともにしっかりしているので接戦を予測していましたので、勝ててよかったです。選手もよく耐えてくれた。心からおめでとうと言いたい」と選手を称えた。キャプテンの細田は「先制点は、ボレーシュートがしっかり打てて、とても気持ちよかったです。優勝は、とてもうれしいです」と喜んだ。