サッカーの2025年1月の話題
東葛地区少年サッカー大会
東葛6年生の部 湖北台が初優勝
東葛地区少年サッカー大会は12月22日、柏市の日立柏総合グラウンドで6年生の部(11人制)の決勝があり、我孫子市の湖北台クラブが柏レイソルA.A.TOR82を1―0で破り、初優勝を果たした。3～6年生の部に計248チームが参加。TORが3～5年生の部を制した。
前半の20分を終了して0―0。均衡が破れたのは後半9分だった。羽深新の左コーナーキックに海老原潤が頭で合わせて先制。この1点を守りきり、歓喜の瞬間を迎えた。
湖北台はこの日、準決勝と決勝を戦い、ともに1―0で勝利した。トップ下でプレーしたキャプテンの細田陽斗は「最後まで集中して、しっかり守ることができました」、このチームを指導して5年目の小川武監督も「みんながハードワークし、賢く、粘り強く守って勝つ。うちらしい勝ち方ができた」と喜ぶ。
クラブチームに対する強いライバル心が、小川監督のモチベーションになっている。TORの全学年完全制覇を阻止し、「少年団でもやれることを見せられたのがうれしい」という。
5連覇を逃したTORの小鹿将宏コーチ(U―12監督)は「相手陣内奥深くまでボールを運べず、ラストパスの精度も低かった。流れがよかった前半に得点できていたら、違う展開になっていたはず」と悔しさを隠さなかった。
6年生の部には50チームが参加。12組に分かれて予選リーグを行い、各組上位2チームが決勝トーナメントに進んだ。3位はFCトリムジュニア(松戸)と常盤平SC(同)だった。
▽決勝 湖北台 1-0 TOR
